とある日本語教師の身辺雑記

中国の大学で日本語を教えながら、日常の雑感や出来事を気の向くままに綴ります(最近は麺と猫と自転車が主)。

雑感・エッセイの類

読解力と「おいらはおいら」の罠

期末テストが先週で終わる(本当は明日もうひとつだけあるのだけれど)。 疲れた。 とくに試験監督が3つあったのが堪えた。 試験時間は一科目ごとに2時間とってあるので、2時間×3=6時間も試験監督をしたので疲れた。 なにしろスマホや読書がダメなのは…

趣味を探すのが趣味

今学期は「ビジネス日本語」という課目を担当した。 その期末試験が昨日終わった。100点満点中50点を論述問題に当て、「企業から学生に求められる能力とは何かについて論じながら、履歴書の書き方を形式と内容の両面から説明しなさい」という問題を出し…

スピーチと「言葉」と「夢」と「大根」と。

日曜日にスピーチ大会があったので、土曜日に南京へ行く。南京は二度目である(日記を見返してみるとちょうど去年のこの時期も南京を訪れている)。前回は日帰りだったが今回は一泊する。同行したO主任や学生さん、事務の職員さんたちと夜ご飯を食べてビール…

「主観的である」とはどういうことか

大学城(複数の大学や学生街が密集した地域)の近くの某バーで同業の日本人教師と一杯ひっかけながらおしゃべりをするなかで「主観的であるとはどういうことか」について話題になった。 なんでもその先生は学生から「先生は主観的です」と批判されたのだと…

“授人以鱼,不如授人以渔”

先週末にほかの大学の日本人教師や日系企業の方と「ちょっと、一杯」ということで、市内の日本料理屋(「雅」というお店)に行く。ピーマンの肉詰めや八宝菜などをいただき生ビールで流し込みながら、久しぶりに日本人のみの食事ということでいろいろお話を…